子どもに習わせたいダンスの種類は?おすすめジャンル4選
ダンスと言ってもさまざまなジャンルがあり、ジャンルによって踊り方も特徴も異なります。今回は子どもに習わせるのにおすすめのダンスを4ジャンル紹介します。ジャンルを選ぶときのポイントも紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい。
子どもの習い事として人気のダンスですが、ダンスにはさまざまな種類があります。同じダンスでもジャンルによって振り付けの雰囲気も踊り方もかなり違いがあるので、どんな種類を踊らせてあげるかを選ぶのも大切なポイントです。
そこで今回は子どもに習わせるのにおすすめなダンスの種類や、種類ごとの特徴を紹介します。ダンスのジャンルを選ぶときの注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【種類別】子どもに習わせたいダンスの特徴
キッズダンスで人気のあるジャンルはヒップホップ・チアダンス・ジャズダンス・バレエなどです。それぞれ同じダンスでも特徴が全く違いますし、振り付けも覚えるステップやテクニックなども全く異なります。まずは1つのジャンルに絞ってレッスンに通わせてあげるといいでしょう。
では、ダンスのジャンル別にそれぞれの特徴を紹介していきます。
1. ヒップホップ
今一番キッズの間で人気があるダンスといえばヒップホップです。テレビやYoutubeで見るダンスもヒップホップの要素を取り入れたダンスが多く、キッズダンスと言われているレッスンも正統派のヒップホップでなかったとしても、ヒップホップ要素が強いダンスが多くなっています。
ヒップホップと一口に言っても、ヒップホップが生まれたアメリカでは地域によってさまざまなスタイルがあり、日本にもその流れが入ってきています。また日本の音楽に合わせてアレンジされたヒップホップや、ジャズの要素を取り入れたジャズヒップホップ、女性らしい動きを取り入れたガールズヒップホップなども人気です。
インストラクターによってダンスのスタイルも異なり、同じヒップホップでも先生によって踊りが違うので、ホームページなどに動画があればチェックするのがおすすめです。どんなダンスか分からなければまずは見学や体験に行ってみるのもいいでしょう。
ヒップホップはさまざまなステップを組み合わせるのも特徴です。ステップにはいろいろな名前が付いていて、そのステップをベースにしながら手や身体の動きを組み合わせてダンスを踊ります。Youtubeではステップを紹介している動画も多いので、一度見てみるといいかもしれませんね!
2.チアダンス
チアダンスはチアリーダーがポンポンを持って踊るダンスのことです。ただ全ての踊りでポンポンを使うわけではありません。チアダンスはいろいろなダンスの要素を取り入れたダンスで、個のダンスだけではなく団体のフォーメーションを変えることで魅せるのも1つの特徴です。
パキパキとした動きが多く、アームスと言って俊敏に手を動かして魅せる動きもあります。揃っていることで何より美しく見えるので、周りと息を合わせることがとても大切です。またスタンツと言ってタワーなどを組む、チアリーディングの動きをすることもあります。
最近はチアダンスもバリエーションが増え、ヒップホップのステップを取り入れたり、ジャズのような表現力豊かな動きをすることも増えました。またジャンプやターンなどのテクニックも振り付けに取り入れられるので、いろいろな動きができる必要があります。
女の子に人気のジャンルで、キッズでチアダンスを始める子どもはとても多いです。定番のユニフォームは多くの人がチアと聞いて連想するプリーツスカートなので、衣装の可愛らしさも人気の理由でしょう。
3. ジャズダンス
ジャズダンスはバレエの要素を取り入れつつ、音楽に合わせて身体をしなやかに動かすダンスです。ミュージカルやショーで使われることが多いジャンルで、華やかな印象を受ける方も多いかもしれません。ダンサーの多くが一度は憧れるテーマパークダンサーも、ジャズダンスの要素が強いです。
ジャズダンスはバレエのようなテクニックをたくさん取り入れたダンスで、身体のバランスが求められます。ジャズダンスで習った動きは他のジャンルでも使われることが多く、ジャズが踊れれば他のジャンルも踊れると言われるほど。バレエのように決まった動きをするわけではなく、テクニックを取り入れながら自由に表現するのが特徴です。
女の子が習っている印象が強いかもしれませんが、大人になるとジャズダンスを踊るダンサーも多いです。キッズのうちは女の子の方が多いかもしれませんが、子どものうちからテクニックを身につけるなら、ジャズを習わせるのもいいでしょう。
ジャズからヒップホップを学んで、ジャズヒップホップを踊っているダンサーも多いですし、その逆もあります。使う音楽はジャズミュージックというわけではなく、どんな音楽でもその曲に合わせた世界観を表現するのが特徴です。
4. バレエ
ダンスの中で一番型の決まっているダンスといえばバレエです。世界的にも認められた芸術で、子どもの頃からバレエを始めて世界を目指す子どもも少なくありません。
男女の割合でいえば圧倒的に女の子の方が多いですが、男の子でも習えるダンスです。女の子だけのクラスに入ることに抵抗があれば、男の子向けのクラスを探すといいでしょう。
バレエはクラシック音楽に合わせてテクニックと決まった型で表現していきます。有名なのは白鳥の湖ですが、振り付けには歴史があり、現代でもその動きを踏襲しています。バレエの動きはどれも身のこなしが上品なので、バレエを習えば普段の身体の使い方も上品になっていくでしょう。
バレエのテクニックや動きを派生させたのがジャズダンスなので、後々ジャズダンスに転向する人も多いですし、チアダンスを踊っている人の中にもバレエ経験者は多いです。またバレエには柔軟性が求められるので、子どものうちにバレエを習っていると怪我しづらい身体作りができます。
子どもに習わせるダンスの種類を選ぶときの注意点
お子さんに習わせるダンスのジャンルを選ぶときは、以下のポイントに気をつけましょう。
1. 子どもの意思を尊重する
今回紹介しただけでも4種類のダンスがありますが、ダンスのジャンルは細かく分ければもっとたくさんあります。パパやママがお子さんにさせたいダンスがあるかもしれませんが、ダンスを習わせるときはお子さんがどんなダンスを踊りたいかを尊重してあげましょう。
自分が踊りたいと思ったダンスでなければ、レッスンに行ってもお子さんが楽しんで取り組むことができません。長く続けるためにはまずそのダンスが好きという気持ちが大切です。お子さんが興味を持っているジャンルを習わせてあげましょう。
2. どれくらいの費用がかかるのかを確認する
ダンスのジャンルによってもかかってくる費用は異なります。一番お金がかかどれくらいの費用がかかるのかを確認するるというイメージがあるのはバレエだと思いますが、バレエはレッスン費はそこまで高くなかったとしても、コンクールへの参加費や衣装、練習着なども他のダンスに比べると高いです。
一度習い始めたら長く続けることが大切になってきます。お子さんに習わせてあげるときは、そのジャンルで年間どれくらいのお金が必要なのかをシュミレーションしておきましょう。
まとめ
いろんなジャンルのダンスに触れてみることも大切
お子さんがダンスに興味を持っているけれど、どれに興味を持っているのかイマイチわからないというのであれば、いろんなダンスの体験レッスンに行かせてあげるのもおすすめです。
パパやママも体験の様子を見てダンスのイメージが掴めますし、お子さんも実際に体験することで自分がどのダンスを習いたいかがわかるでしょう。同じダンスでも全く異なりますので、まずは一度いろんなジャンルに触れてみてください。