ダンスの苦手を克服する方法を陥りやすいポイント別に解説

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ダンスを習っていると必ず何かしらの壁にぶつかります。今回はダンスを習っていて陥りがちなポイントとその克服方法を解説!今ダンスで苦手なことがあって悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

身体を大きく動かして踊るダンスは見た目のかっこよさはもちろん、ストレス発散や運動不足解消にも効果があります。しかしダンスを本気ですればするほど、うまくいかなくなって壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。

そこで今回はダンスを習っている人が陥りやすいポイントと、その克服方法を紹介していきます。まさに今スランプに陥っているという人も、まだ習い始めたばかりという人もぜひ参考にしてみてください。

ダンスが苦手な人が陥りやすいポイントと克服方法

ではさっそくダンスを習っている人が陥りやすいポイントと、それぞれの克服方法を紹介していきます。

リズム感がない

ダンスにおいてリズム感は最も大切な要素の1つです。リズム感がなく踊ってしまうと、動きが体操のように見えてしまい、かっこよく魅せることができません。とくに初心者のうちはリズム感がないことで振り付けから遅れてしまうこともあるでしょう。

リズム感は最初からある人・ない人と個人差がありますが、リズムトレーニングをすることで身につけることができます。まずは日頃から音楽を聞いて、ビートに乗る練習をしましょう。

外出時に音楽を聴く習慣をつけるだけでも、リズム感は変わってきます。自宅でアップやダウンの練習をしたり、手拍子でリズムを取る練習もおすすめです。リズム感は練習次第で必ず養われていきますから、諦めずに練習を続けましょう。

大きく動くことができない

身体を大きく使って動くことができないのは、身体が動きに対応できていないことが原因です。大きく動こうとしたらバランスを失ってしまったり振り付けに遅れてしまったりするため、どうしても動きが小さくなってしまうことがあります。

大きく動くことができない場合は、まず体幹を鍛えてください。体幹はインナーマッスルとも呼ばれますが、体のバランスを保つダンスには欠かせない筋肉です。体幹がしっかりあれば大きく動いても身体がブレにくくなります。またアイソレーションをしっかり練習して、体の可動域を増やすことも大切です。

可動域が増えれば手や脚もより大きく動かすことができます。アイソレーションはダンスの基礎練習の1つです。地味な練習に感じるかもしれませんが、上達してからも必ず必要になる動きなので練習するようにしましょう。

動きがシャープにならない

インストラクターと同じように踊っているのに、動きがぼんやり見えてしまってシャープに動けないと悩んでいるダンサーも多いです。動きがシャープにならないのは、ダンスに必要な筋肉が十分に鍛えられておらず、動きが一定になってしまうことが原因として考えられます。

ダンスは同じカウントでも緩急をつけて踊ることで踊りにインパクトが出るので、シャープに踊るところと止めるところ、ゆっくり踊るところなど使い分けが必要になってきます。

動きがシャープにならない人はまずインナーマッスルを鍛えましょう。インナーマッスルは見た目にはわからない筋肉ですが、ダンスを踊るうえではとても大切です。また腕や下半身の筋肉をつけることで、踊りの緩急がつけやすくなります。

それからダンスを踊るのに十分な体力がないことも原因として考えられます。ハードなダンスは1曲踊るだけでもかなりの体力を使います。ダンスの途中で体力が切れると動きが鈍くなってしまいますから、1曲踊り切れるくらいの体力は普段からつけておきましょう。

テクニックがうまくできない

ダンスにはジャンルごとにさまざまなテクニックがあります。ヒップホップにはたくさんのステップがありますし、アクロバットなテクニックやブレイクダンスのテクニックを身に付けたいという人もいるでしょう。

テクニックは練習を重ねれば重ねるほどできるようになってきますが、なかなかうまくできないのであれば基本に戻ってみることが大切です。テクニックができないという壁にぶつかってしまう人の多くは、基本よりも自分がやりやすい方法でテクニックに挑戦しているパターンが多いです。

やりやすい方法は人それぞれあるのですが、基本を理解していないと体の使い方が間違っているので、見た目は同じように見えてもうまくこなすことができません。まずは基本に忠実に練習して、そのうえで自分なりのアレンジを加えていきましょう。

振り付けをいつも間違ってしまう

振り付けがなかなか覚えられず、いつも間違ってしまうことでダンスに苦手意識を持つ人も多いです。ダンスの振り付けを覚えるのが得意な人・得意ではない人というのはプロのダンサーでも分かれます。

得意ではない人がしっかり振り付けを覚えるためには、反復練習しかありません。ダンスは頭で考えると間違ってしまうので、音に無意識に身体が反応するくらい反復練習を繰り返しましょう。

反復練習は毎回フルアウトで踊っていると疲れてしまいますから、マークと言って身体を軽く動かしながら覚えるのもおすすめです。マークだけで練習していると身体を大きく動かせないのでフルアウトの練習も必要になりますが、うまく組み合わせて振り付けをしっかり身体に叩き込むようにしましょう。

何も考えなくても踊れるくらい反復練習をすれば、振り付けを間違ってしまうことも防げます。

ポーズでしっかり止まれない

ポーズでしっかり止まれずブレてしまうと、それまでのダンスがかっこよくキマっていても残念な印象になってしまいます。ダンスの最後はもちろん、ダンスの振り付けでポーズするところがあれば、そこはしっかり止まれるようにしたいものです。

ポーズがしっかり止まれない人は、インナーマッスルを鍛えましょう。筋力が不足しているから動きの途中にしっかり止まることができないのです。インナーマッスルはプランクやニートゥーエルボーと言ったトレーニングで鍛えることができます。

ダンスは苦手を克服することが醍醐味

ダンスをしていて苦手なことを見つけると、ダンスをするのが嫌になってしまう人もいるかもしれません。ただ苦手なことにぶつかってしまうのは、プロのダンサーでもあります。

しかしその苦手を克服すればできることが増え、踊りこなせるダンスの幅も広がってくので今よりもっとダンスが楽しめるようになるんです。苦手を克服することはダンスの醍醐味の1つです。諦めずに練習やトレーニングを重ねることで、もっとダンスが好きになっていくでしょう。

苦手を放っておくのではく徹底的に練習しよう

ダンスをしていて苦手なことにぶつかると、できるだけ避けようとする人もいます。ごまかして踊る方法もあるのですが、ごまかしたままでいるともっと上達したときにまた同じ問題にぶつかってしまい、難しい振り付けを踊りこなすことができなくなります。

ダンスが上手くなりたいなら苦手なところを誤魔化さずに、初心者のうちから1つずつ克服していきましょう。そうすることでもっともっとダンスを楽しめるようになりますよ。

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