ダンスに運動神経は関係ない!運動音痴でも楽しむ4つのコツ
運動神経が悪い人でもダンスを楽しく踊って上達できるコツを4つ紹介します。ダンスと運動神経の関係や、ダンスが向いている人・向いていない人の特徴も紹介しますので、運動神経が悪くて悩んでいる人はぜひチェックしてください。
運動神経が悪いからダンスができないと思っている人は少なくありません。しかし、運動神経が悪くてもダンスは十分に楽しめます。
そこで今回は運動神経とダンスの関係と、ダンスに向いている人・向いていない人の特徴、そして運動神経が悪い人がダンスを楽しむためのコツを4つ紹介します。
運動神経が悪いと自覚している人はダンスにも苦手意識があるかもしれませんが、克服して思いっきりダンスを楽しみましょう。
ダンスは運動神経と関係あるが練習次第で上達する
運動が得意な人やどんなスポーツでも器用にできてしまう人のことを「運動神経がよい」といいますが、人間の体に運動神経というものは存在しません。
運動神経とは脳が発した情報を体に伝えて動かす情報伝達のことを指します。
人が体を動かすとき、脳が情報を伝達します。この伝達がスムーズにいけば体も伝達された情報通りに反応できます。
そういった意味でいえばダンスと運動神経が関係ないとはいえません。ダンスの振り付けを踊るときも脳から情報が発せられ、その情報に従って体が動くからです。
練習次第でこの情報伝達がスムーズに行くようになるので、運動神経が悪いと自覚している人でもダンスを上手に踊れるようになります。実際にダンスが得意な人でもほかのスポーツは苦手という人もいますから、ダンスと運動神経は関係があっても、運動神経が悪いからダンスが踊れないということではないのです。
ダンスに向いている人・向いていない人の特徴
ダンスに向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
ダンスに向いている人の特徴
ダンスが向いている人の1番大きな特徴はダンスが好きなことです。ダンスは見ていて心が踊るような楽しさがありますが、そのレベルまでなるには基礎練習やリズム練習、振り付けを自分のものにする練習などコツコツと努力をする必要があります。いくら運動神経がよくても、ダンスで体を動かすことが好きではないと地道な努力ができません。
逆をいえばダンスが好きであったり興味があったりすれば、ダンスが向いているともいえます。
運動が得意な人、リズム感がある人というのはいますし、そういった人は上達のスピードが早いですが、ダンスが好きでなければダンスに向いているとはいえないでしょう。
ダンスに向いていない人の特徴
ダンスが向いていない人の特徴は、コツコツ練習することが苦手な人です。向いている人でもお話ししましたが、ダンスを上手くなるためには基礎練習やリズム練習などかなり地味な練習が必要です。
テレビやステージなどで活躍するダンサーに憧れてダンスを始める人は多いですが、ダンスを始めたからといって派手なパフォーマンスができるわけではありません。第一線で活躍しているような人ほど、基礎練習は徹底的に行なっています。イメージよりも地道な練習が多いかもしれませんが、それを苦に思う人はダンスには向いていないでしょう。
また素直に人のいうことを聞けない人もダンスには向いていません。初心者のうちはインストラクターからいろいろな指示があり、直したほうがいいところを指摘されます。素直に聞ければすぐに吸収できるのでダンスの上達は早いのですが、そうでなければいつまで経っても問題点を改善することができません。
運動神経が悪くてもダンスが楽しめるようになる4つのコツ
運動神経が悪い人でもダンスを楽しむための4つのコツを解説します。
1. リズムをしっかり感じる
運動神経がよい人でもリズム感が悪ければダンスを上手に踊ることはできません。それくらいリズム感というのはダンスを踊るうえで大切です。リズムをしっかり取るためにはリズム練習が効果的ですが、改まって練習しなくても普段から音楽に合わせて体を動かすだけでも効果があります。
リズムの取り方の基礎がわかったら、家で音楽を鳴らしてそれに合わせて体を動かしてみましょう。体でリズムが取れるようになると、音に乗って踊るのが楽しくなります。
2. 何度も繰り返し練習する
運動神経が悪い人はいわれた動きがすぐにできないことも多いかもしれません。しかし何度も繰り返し練習すれば体は少しずつその動きに慣れていきます。振り付けを覚えたら頭で考えなくても体が動くようになるまで練習をしましょう。無意識に体が動くほど同じ振り付けを練習すればミスも少なくなります。
3. 身体の可動域を広くする
可動域とは体が動く範囲のことです。ダンスを上手に踊るためには可動域を広くしておく必要があります。
可動域は基礎練習のアイソレーションや柔軟で高められます。地道な練習ですが、コツコツ練習すれば踊りがかなり変わるので頑張って練習しましょう。スクールに通ってダンスを習っている人も、アイソレーションなどの基礎練習は自宅でもするようにしてください。
4. ダンススクールに通う
運動神経が悪くてなかなかダンスを覚えられない人は、自宅で練習していてもすぐに諦めてしまうことがあるかもしれません。そんなときはモチベーションアップのためにもダンススクールに通うのがおすすめです。
ダンススクールには同じようにダンスを頑張っている仲間がいるので、いい刺激をもらえます。ダンススクールに通えば苦手なところや今の問題点も指摘してくれるため、ダンスの上達も早くなるでしょう。正しい基礎練習の方法やダンスを上達させるために必要な柔軟・筋トレなども教えてもらえます。
まとめ
運動神経が悪くてもダンスは踊れる
運動神経のよさがダンスの上達スピードを左右することはあるかもしれませんが、運動神経が悪いからといってダンスが踊れないわけではありません。ダンスが好きという気持ちや、やってみたいという気持ちがあればダンスは踊れます。「踊れるかどうか不安」という人も、今回紹介したコツを参考にしながらダンスを楽しんでください。