ダンスに身長は関係ある?気になる影響について知っておくべきこと
低身長や高身長がダンスに影響するかどうかを解説します。身長が高すぎたり低すぎると上手く踊れないと感じている方もいるかもしれません。この記事を参考にして低身長や高身長を武器にする方法を見つけてください。
身長は人によってそれぞれですが、その身長がダンスに影響するのかどうかはダンサーにとって気になるところではないでしょうか。身長が違うと、同じダンスでも違うものに見えてしまうことさえあります。
今回は気になるダンスと身長の関係について解説します。身長が高すぎたり低すぎて悩んでいる方は必見です。
ダンスに身長は関係ある?
結論からいえばダンスと身長は関係はありません。確かに身長が高すぎぎるとフットワークが悪く見えてしまうことがありますし、低すぎると大きく見せることができないと悩んでいるダンサーはいます。
ただそれは練習や体の使い方でいくらでもカバーできるものです。身長がネックになってダンスが上手く踊れない、雰囲気が出ないと感じているのであれば、その身体を武器にできるようにしっかり練習やトレーニングを行いましょう。
ダンスは何よりも楽しむことが大切です。楽しそうに踊っているダンサーはハンデがあったとしても、見ている人の目を惹く素敵なダンサーになります。身長は自分でどうにもできないものだから気になってしまうことはあるかもしれませんが、まずは楽しむ気持ちを持ってダンスを練習しましょう。
オーディションでは身長条件があることも
ダンスと身長は関係ないとお話ししましたが、オーディションを受ける場合はそうとはいえないこともあります。全てのオーディションに関係するわけではありませんが、オーディションのなかには身長の条件が決められているものもあるのです。
身長の条件が決まっているのは、テーマパークダンサーオーディションや役柄の雰囲気が求められる舞台系のオーディションなどです。オーディションに挑戦するときは、条件を確認するようにしましょう。
ただ身長はあくまで目安で自己申告なので、多少の誤差ならごまかしてオーディションに挑戦する人も少なくありません。実際に身長の条件を満たしていないけれど活躍している人もいます。明らかに条件より身長が高すぎたり低すぎたりすると難しいかもしれませんが、挑戦してみる価値はあるでしょう。
ストリートダンスやジャズダンスの場合は、身長制限のないオーディションもたくさんあります。バックダンサーのオーディションなどは条件が書かれていないことが多いです。もし見つけたオーディションで条件を満たせなくても、諦めずにほかのオーディションを探してみましょう。
低身長や高身長はメリットにもなる
身長が低い人も高い人も、考えようになっては、それがメリットになり武器にもなります。
身長が低い人は前に来ることが多い
身長が低い人は細かい動きが得意な人が多いです。1人だけ明らかに小さいとそれだけで目を惹きますし、フォーメーションで前に来ることが多いのもメリットです。ジャンプ力をつけて高く飛べばそれだけでインパクトもあります。
身長が低すぎるなら身体を大きく使う意識を常に持つことが大切です。手を動かすときでも、実際の手の長さより10センチ手が長いと思って身体を動かしましょう。
体幹をしっかり鍛えておけば大きく動いてもバランスを崩しにくくなりますから、体幹トレーニングも行いましょう。アイソレーションをして可動域を増やすことも重要です。
身長が高い人は大きく動ける
高身長の人は身長が低い人と同じように動いただけでも、大きく動くことができます。身長が高いぶん手や足も長いので、同じ手を回す動きでも周りより大きく見えるのです。ステージに立ったときに大きく動けているのは大きなメリットです。
ただし、筋肉がないと踊りのインパクトが出づらいため、しっかり筋トレを行うことが大切です。手や足の長さでどうしても動きが遅れてしまうことがありますが、これも筋トレや瞬発力を高めることで解消されます。素早く動けるようにフットワークを軽くする練習を行いましょう。
また。どうしても周りの人よりも腰の位置が高くなってしまうため、下半身を強化して低い姿勢を作れるようにしておくことも効果的です。
まとめ
低身長でも高身長でもダンスは楽しんだもの勝ち!
低身長や高身長だと踊るときに周りと比べて気になってしまうこともあるかもしれません。その身長の悩みは身体の使い方や鍛え方でいくらでもカバーできます。まずは自分の身体の使い方を研究したりトレーニングをしたりしましょう。
せっかくのダンスも身長を気にして顔が曇ってしまえばかっこよく見えません。何よりダンスを楽しむことを忘れないようにしましょう。